開放工房インタビュー

延年窯

型で作る輪花皿

ぱっと花が開いたようで食卓が華やぐ今人気の輪花皿。 生産が追いつかないほどだとか。 今回はその輪花皿の制作工程をご紹介します。

輪花皿の作り方には、様々な技法がありますが、こちらの工房では、型で作られています。

まず、板状の土を器の大きさに合わせて丸く切るところから始まります。

厚さは通常より薄く5mm。乾きやすいというメリットもありますが、扱いはとても慎重になります。

以下、丁寧に型に合わせていく様子の動画を是非ご覧ください。

【動画 37秒】

作り手の心配りを感じる

縁を型に沿って削り落としていくと、きれいな花びらの形が現れます。

仕上げに指で丁寧に縁を薄くしています。
そうすることで、重ねたときにかさばらず、すっきりするのだとか。
使い手の気持ちも考えての細かい心配りは嬉しいですね。

成形後→素焼き後→完成品までの工程で、20%縮むそうです。

最古の登り窯のそばにある延年窯は、階段の中腹に工房があります。

静かな時の流れを感じる工房で、ろくろの音や土を叩く音にも耳を傾けてみてください。