謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
お変わりなくお過ごしでしたでしょうか。
ここ丹波焼の郷も
穏やかに新年を迎えました。
立杭陶の郷では、
新春恒例の福風呂敷販売に
初日はなんと!開園前に
約180人が並ぶ盛況ぶり!!
お気に入りの窯元さんの
器が入った風呂敷を手にして
喜ばれているお客様の様子や
どの風呂敷にしようか悩みに
悩んでいる様子、
新しいすてきな器を求めて、
目をキラキラさせている様子を
間近で拝見し、
なんだか私まで嬉しくなり、
思わず笑みがこぼれました。
同時に丹波のイロドリでも、
たくさんのお客様に
お買い求めいただき、
ありがとうございます。
みなさんの表情は見えませんが、
気持ちよくお買い物して
くださっていたら嬉しいなと
いつも思っています。
丹波焼は、
窯元さんのたくさんの作風が
楽しめるのが特徴で、
きっとみなさんの
お気に入りの作風の器が
見つかりますよ。
今日は
丹波焼の特徴的な
2つの作品をご紹介します。
⇒【丹文窯】丸皿/丹波灰釉/(径 21cm)/A/4,860円(税込)
「灰釉」は、
丹波焼きの代表的な釉薬で、
木々やワラなどの灰を
原料にした釉薬です。
土の個性を感じられる作風で、
同じ物が一つとないのも
魅力ですね。
⇒【直作窯】角皿/焼締/5,400円(税込)
こちらの器は、
「焼締め」といって、
釉薬をかけず、
土そのものを焼いたものです。
登り窯で焼かれることで、
丹波の土の力強さが
活かされています。
窯の中での特異な焼成変化(窯変)があり、
これもオンリーワンの器です。
器好きにとって、
世界に一つしかない器を
手にできることは、
とても幸せですよね。
みなさんにも
すてきな器との出会いが
ありますように。
本年も丹波のイロドリを
どうぞよろしくお願いいたします。
【あとがき】
みなさんのお家にはストーブが
ありますか?
どのようなタイプですか?
うちはファンヒーターなのですが、
真冬になると、
あの昔懐かしい、
上にやかんや鍋の置ける
ストーブが恋しくなります。
幼い頃、あの上で色々な物を
焼いたものです。
焼き芋、干し芋、焼ミカン・・・
私は、あの上でパンを焼くのが
一番好きでした。
トースターとは違った、
あの部屋中に広がるパンの焼ける
ちょっと焦げたようなにおいが
大好きなんです。
思い出すとお腹が空いてきます♡
まだまだ寒い日が続きますが、
冬ならではの楽しみをみつけて
あたたかく過ごしてくださいね。