丹波焼ってどんな器?

豊かな自然に恵まれる丹波焼の産地

丹波焼は瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ古くから焼き物の産地として知られています。

産地は兵庫県の中東部(兵庫県篠山市)に位置し大阪・神戸からは1時間ほどです。

豊かな自然に恵まれ、里山風景は四季折々の表情がとても魅力的です。

作家それぞれの作風が魅力の丹波焼

丹波焼の窯元はそれぞれ土作りから焼成まで一貫して手掛け、そのほとんどが数名規模です。

誰がも陶芸を自由に表現するおおらかな産地で、各地から修行して戻ってきた作家がその技法を活かして作陶するため色々な器の作風があります。

「丹波焼」として見た時、誰もが気に入る作風があるのがひとつの魅力といえるかもしれませんね。

「特徴がないのが丹波焼の特徴」ともよく言われる程です。笑

どちらかといえば少し存在感のある器が多く、手にとった感じも重みを感じるものが多いです。

その分土の暖かみを感じ、同じ器でも形が微妙に異なります。ひとつひとつの器の個性を楽しめるものが多いです。

一期一会の出会いを楽しんでください

ほぼどれもが作家もの器といってよく生産量も多くはないため、同じ器を焼いても、形や色の出方、器が醸し出す雰囲気など随分と違って焼き上がってきます。

色んな場所で色んな器をお買い求めになってきた方も多いと思いますが、当ショップでお買い求めになった器もまた作家がひとつひとつ作陶してできた器です。

色んなストーリーを経て使われる器。そのひとつひとつの出会いも含めてお楽しみ頂けますと本望です。